自分がうつになりまして。

うつ病になってしまった30代男のリアルな話を書いていきます。

その4~休職中の生活①~

こんにちは、こんばんは。

 

今回はうつ病になって休職してる間、どういう生活をしていたかを書こうと思います。

 

①休職中は家にいなかった

うつ病を経験した大勢の人は、「ん?!」と思いましたよね(汗)

だって、休職したら大体の人は家に引きこもりそうなものだもん。

 

まず、私は実家暮らしです。

以前は一人暮らししていたのですが、両親が高齢で、お世辞にも裕福ではないため、一緒に暮らして生活費を私の給料から賄うことにしたためです。

ちなみに住まいは田舎で、職場は東京

毎日1時間半かけて通ってました。毎日旅行しているような気分ですね。

 

さて、普段東京まで出稼ぎ(表現が古い)に行っている息子が、突然家にいるようになったら、どうしたどうしたとなりますね。

体調崩して休職中だと言えればよかったのですが、言えませんでした

実は、休職前、ボロボロになりながら必死で仕事をしていたとき、腹痛などの症状が現れていました。でも、親には言えませんでした。

親の前では、いつも通りの姿を無理に演じて、いつも通り生活していました。

 

親に心配かけたくなかったとか、綺麗ごとは言いません。

昔者だから精神疾患に理解がないと思っているからです。

つまり、信用していなかったからです。

親との関係性については、いつかどこかで触れるとして、話を進めます。

 

精神は蝕まれいても、体が動かないわけではなかったので、出歩くぐらいはできました。休職しても、いつもと同じように起きて、いつもと同じ電車に乗って、地元から離れていました。

家と会社の間くらいにある、そこそこ栄えていて田舎じゃないけど、都会でもないような街の駅で降りて、ふらふらしていました。

 

ちょうど夏の時期で、8時間以上外にいるわけにもいかないし、かといってカフェにずっといるのもしんどい。

私はネットカフェにいりびたるようになりました。

平日限定の、最大10時間くらいいられる定額プランがあって、それを利用していました。

 

お金はかかるけれど、それまでの貯金があったし、しばらくは定期券が使えたし、傷病手当ももらえたので、こんな生活ができたんですね。

※傷病手当は休職中の生活を守るためのものであって、遊ぶためのものではないのは重々承知しています

 

②苦痛な自由時間

何もしなくてよくなった。

でもそれは、何もすることがなくなったということ。

自分の存在価値は、どこにあるんだろう

 

仕事をしていたときは、ストレスで不調が現れていました。

休職して、その症状はなくなりました。

でも、ネガティブな思考は、休職前よりひどくなりました。

 

休職してしばらくは、これまで頑張ったご褒美くらいに考えて、漫画を読んだり、ゲームをして過ごしていました。

でも、飽きるんです。

まだまだ読んでない漫画はたくさんある。

ゲームだって、やったことがないものを買えば、RPGなら100時間くらいやれる。中古で安く買えば、出費もいたくない。

でも、そんな気にならなかった。

 

医者は「今は休むのが仕事だ」と言う。

自分も、自分にそう言い聞かせて、好きなだけ遊んだ。よく寝た。

 

むなしかったです。

消費するだけしかできない、役立たずなんだって思いました

何度も死にたいって思いました

 

仕事をしても、病む。

仕事をしなくても、病む。

・・・思考回路が悪循環の毎日でした。つらかったです。

 

会社から逃げ出し、親を欺き、自由な時間を手にしたくせに。

生まれてきたことが間違いだったんだ。

消えたい、消えたい、消えたい

 

自分を否定する考えでいっぱいでした。

 

 

今回はすごくネガティブな話ばかりになってしまいました。

ですが、これがその時感じていた正直な気持ちです。

 

 

その5につづく。