その4~休職中の生活①~
こんにちは、こんばんは。
今回はうつ病になって休職してる間、どういう生活をしていたかを書こうと思います。
①休職中は家にいなかった
うつ病を経験した大勢の人は、「ん?!」と思いましたよね(汗)
だって、休職したら大体の人は家に引きこもりそうなものだもん。
まず、私は実家暮らしです。
以前は一人暮らししていたのですが、両親が高齢で、お世辞にも裕福ではないため、一緒に暮らして生活費を私の給料から賄うことにしたためです。
ちなみに住まいは田舎で、職場は東京。
毎日1時間半かけて通ってました。毎日旅行しているような気分ですね。
さて、普段東京まで出稼ぎ(表現が古い)に行っている息子が、突然家にいるようになったら、どうしたどうしたとなりますね。
体調崩して休職中だと言えればよかったのですが、言えませんでした。
実は、休職前、ボロボロになりながら必死で仕事をしていたとき、腹痛などの症状が現れていました。でも、親には言えませんでした。
親の前では、いつも通りの姿を無理に演じて、いつも通り生活していました。
親に心配かけたくなかったとか、綺麗ごとは言いません。
昔者だから精神疾患に理解がないと思っているからです。
つまり、信用していなかったからです。
親との関係性については、いつかどこかで触れるとして、話を進めます。
精神は蝕まれいても、体が動かないわけではなかったので、出歩くぐらいはできました。休職しても、いつもと同じように起きて、いつもと同じ電車に乗って、地元から離れていました。
家と会社の間くらいにある、そこそこ栄えていて田舎じゃないけど、都会でもないような街の駅で降りて、ふらふらしていました。
ちょうど夏の時期で、8時間以上外にいるわけにもいかないし、かといってカフェにずっといるのもしんどい。
私はネットカフェにいりびたるようになりました。
平日限定の、最大10時間くらいいられる定額プランがあって、それを利用していました。
お金はかかるけれど、それまでの貯金があったし、しばらくは定期券が使えたし、傷病手当ももらえたので、こんな生活ができたんですね。
※傷病手当は休職中の生活を守るためのものであって、遊ぶためのものではないのは重々承知しています
②苦痛な自由時間
何もしなくてよくなった。
でもそれは、何もすることがなくなったということ。
自分の存在価値は、どこにあるんだろう。
仕事をしていたときは、ストレスで不調が現れていました。
休職して、その症状はなくなりました。
でも、ネガティブな思考は、休職前よりひどくなりました。
休職してしばらくは、これまで頑張ったご褒美くらいに考えて、漫画を読んだり、ゲームをして過ごしていました。
でも、飽きるんです。
まだまだ読んでない漫画はたくさんある。
ゲームだって、やったことがないものを買えば、RPGなら100時間くらいやれる。中古で安く買えば、出費もいたくない。
でも、そんな気にならなかった。
医者は「今は休むのが仕事だ」と言う。
自分も、自分にそう言い聞かせて、好きなだけ遊んだ。よく寝た。
むなしかったです。
消費するだけしかできない、役立たずなんだって思いました。
何度も死にたいって思いました。
仕事をしても、病む。
仕事をしなくても、病む。
・・・思考回路が悪循環の毎日でした。つらかったです。
会社から逃げ出し、親を欺き、自由な時間を手にしたくせに。
生まれてきたことが間違いだったんだ。
消えたい、消えたい、消えたい。
自分を否定する考えでいっぱいでした。
今回はすごくネガティブな話ばかりになってしまいました。
ですが、これがその時感じていた正直な気持ちです。
その5につづく。