自分がうつになりまして。

うつ病になってしまった30代男のリアルな話を書いていきます。

その5~休職中の生活②~

こんにちは、こんばんは。

 

前回に引き続き、休職中どういう生活をしていたかを書いていこうと思います。

前回は休職して最初の1~2ヵ月くらいの話で、今回はその後の話になります。

 

①貯金が減っていく

休職したあとも定期券は払い戻ししていなかったので、しばらくは定期券を使って電車移動できていました。

しかし、とうとう定期券が切れてしまいました。

 

その状態になっても、私は家ではなく外にいる選択をしました

普通に電車賃をはらって、移動して、ネカフェとかに行ってました。

 

気づくと、貯金がガンガン減ってました。当然ですよね汗

 

でも、ネカフェ代なんて、まだかわいいものなんです。どこにお金かかってたかというと、電車代です。

JRならせいぜい数百円で済むだろうけど、田舎のローカル線の運賃ってべらぼーに高いんですよ、ほんと。

片道だけで1,000円超えちゃったり。

毎日数千円単位で使ってたら、そりゃ貯金なくなっていきますわ。

 

さすがに、こんな生活は続けられないな・・・と思うようになりました。

 

 

②すばらしき図書館

そんな私に救いの手を差し伸べてくれたのが、図書館でした。

もともと、医者からも「ずっと家にいるんじゃなくて、短い時間でもいいから外を散歩して、できれば図書館で少しの間過ごしてもらえるといい」と言われていました。

(家にはずっといなかったんですが笑)

 

普段は行く機会がないし、子供と老人が集まる場所みたいなイメージがあったので、最初はあまり気が向かなかったのですが、行ってみることにしました。

幸い、自宅の近所に図書館があって、移動費をかけずに行くことができました。

 

行ってみたら・・・なんということでしょう。

オアシスではないですか!!

何が素晴らしいかを箇条書きしてみます。

 

温度管理がされている!!!

・(当然だが)本がたくさんある!!!

・(場所によるが)飲食スペースも用意されている!!!

無料で利用できる!!!

 

私がうつ病真っ盛りになったのは夏なので、外でぼーっとしてたら汗だくになるだけじゃ済みません。

(自分が死ぬだけなら気にしませんが、自分が死んで腐敗した遺体を見つけて処理する人のことを考えたらいたたまれない・・・)

 

だから、屋内で過ごす必要がありますが、屋内で過ごそうと思ったら、どうしたってお金がかかります

ショッピングモールならベンチがたくさん置いてありますが、ずっと占領するわけにもいかないし、人目もありますし。

 

図書館はそんな悩みをすべて解決してくれる場所だったのです。

夏は涼しくて、冬は暖かい。

何時間過ごしても構わないし、お金もかからない。

本がたくさん置いてあって、暇になることがない。ずっと座っていられる。

ネカフェで漫画を読んでいたときは、突然飽きがきたんですが、不思議なことに活字本だと飽きがこない(笑)

 

お腹がすいたら、飲食スペースに移動して食べられるので、何か持参していけば外に出る必要もない。

精神は病んでいてもお腹はすくんですね(汗)

静かな図書館のなかで、お腹が鳴って恥ずかしい思いをしなくてよかったです(笑)

 

図書館で過ごすようになって、40冊以上は読みましたね。

学生のときより読みました(笑)

 

 

図書館の素晴らしさを知ってからというもの、復職までの間、図書館で1日過ごすことになります。

 本当にお世話になりました。

 

そのとき置いてあった全巻を読んだ「心霊探偵八雲」の最新刊が待ち遠しいです。

 

 

その6に続く。